音楽制作とゲームとロードバイクの生活.blog引っ越し中なのでデザインガクガクです
青梅市のハイキングコース・登山道を走って巡るトレイルラン大会に出てきました.
オフロードを経験しとこうと思い立った今年の1月に,シクロクロスもどきで多摩圏の里山を走ってたりしたんですが,同じ時期にトレランシューズも買ったものの,開始2kmでへこたれてどうしたもんかと思ってましたw
仲間もいないのでなかなか走るタイミングがなく,でもやりたいんだよなーと燻ってたところ,ロードバイクで成木の家に遊びに行ったときに運営の人に「練習がてら完走ベースで楽しんでみればいいじゃない?」とかなんとか誘ってもらい,良い機会なので参加することに.
トライアスロンのこともあって,週1〜2回は10km〜20km程度のランニングをしてはいるものの,それ以前の問題と思われる「山の走り方」みたいなものも学ぼうと思って大会に臨みました.
装備はバイクジャージにバイクキャップにバイクグローブ,SKINSのランニングタイツにSALOMONのパンツ,トレランシューズはmontrailのmountain masochist.
deuterのRACE Xにハイドレーションパックをつけて給水も完璧.
近くに石井スポーツがあってよかった.
さすがに初心者だし最後尾近くでスタート.しばらくは舗装路の上りが続きますが,あんまりみんな走り出さない.山に入っていくと駆け足になっていきますが,岩場の昇り降りや急な階段などもあるので,走るという動作自体が(常人には)向いてない場所では,もうおちついて普通に越えていく感じなんですね.
走るために作られた道じゃないので,むしろ大股で踏みしめていったほうが早いところもあったり.
「ゆっくり走る」「速く走る」だけじゃなくて,
「腰で登る」「背筋で登る」「よじ登る」「抜き足で降りる」「飛び降りる」「ていうか歩く」「ちょっと休憩(笑)」
等の色々な動作を使い分けて進んでいくのがトレランなんですねー!どおりで今まですぐにバテてたワケだ.
印象的だったのは,他の人への気配り.
もちろん山の管理者に許可を取って協賛してもらっている公式なイベントですが,道を閉鎖しているわけではないので一般の登山客もいます.新緑シーズンなので人も多め.
そんな中,追い込んで走っているとどうしても他人のことに気が回らなくなりそうなものですが,トップクラスの人もすれ違う人との挨拶は当然のこと,道を譲りあったりといった山歩きのルールを踏まえた上で,「走る道じゃないところを走る(しかもでかい大人が)」という少なくともイレギュラーな行為に関して真摯に向き合っている感じが結構伝わってきました.
トレラン界隈の人はそういう意識で取り組んでいる人も多いからか,ハイカーの人に追い越しざまに応援とかしてもらっちゃったりして.むしろスイマセンって感じなのに…
さて,初めは恐る恐るでしたが,前の人について走っているとだんだん体が動くようになってペースが出来てきました.とりあえず足先のつまづきと足首のくじきは常に注意するよう集中.
中盤になるとガレ気味の足場や木の根でボコボコの下りでも道筋がなんとなく見えてきて,2手先ほどを読みながら足運びや腕の使い方を考えて走れるような感じに.シューズの性能も何となくわかってきました.


このあたりから,もう森で遊ぶ子供状態.木の幹を掴んで着地位置を調節してみたり,岩に片手をついて横向きジャンプで乗り越えたりと,小学生の頃に効果音付きでやってたようなバカな遊びがフラッシュバック.

ハイキングしてる家族のオトーサンが,ランナー達が駆け抜けていく様を見て「ストイックなんだなー」と漏らしてましたが,いえいえむしろ目一杯遊んでますので!!w
展望ポイントでは遠慮なく足を止めて写真撮影など.シーズンがちょうど良いうえに快晴で,トレイルも展望も笑えるほど緑だらけ.いやーいいですね.

下りのセクションでは,「山は下りがキツイ」と言われる所以をまさに体感.
ブレーキをかけながら降りると大腿四頭筋(ももの前側の筋肉)を使いまくってボロッボロ.
ちょっと止まってみると膝が笑ってました.みんな膝にテーピングしてるのはこのためか…
もうこれ以上大腿四頭筋に負担はかけたくないというところですが,山頂を越えると下り基調なわけで,ホントどうしようという状態.
どうやらハムストリングス(ももの裏側の筋肉)を使って下るには
・重心を後ろに残しながらソロソロ降りる
・ブレーキをかけずに前傾姿勢でダッシュ
の二択っぽい気がしてきた.
難しいところは前者で乗り切りつつ,余裕のある道では後者でがんばってみました.
ダッシュで駆け下りてると歩幅もピッチもすごいことになるので心拍数が上がる上がる.
できるだけブレーキをかけずにすむようなパスを選びつつ,バンクを使って速度を殺すなどのコツもなんとなく掴めてきましたが,疲労が蓄積して限界に近い.しかも先が入り組んでたり前が人でつっかえてたりするとブレーキをかけざるを得ないのでキツイ!
これ転げ落ちたほうが絶対楽だろ…と何度も思いながら,それは冗談ということにしてだましだまし進んでいくと,ようやく視界が開けて生活観を感じる道に戻ってくる.
もうすぐゴールだ!というところで気が抜けたか足をくじきかけました.シューズのサイド部のガード性能に助けられて事無きを得たけど,やはり疲れると脚が開いてくるのが反省点.まぁ,こんな状態になるとしたらもっと早い段階だと思っていたので,従前より弱点だと認識してた内転筋の弱さをここまで改善できてたのは俺的には御の字かも.
というわけでなんとかかんとか2時間半かかって無事ゴール!
成木の家(標高340m)から
高水山(標高759m)
岩茸石山(標高793m)
黒山(標高842m)
棒の嶺(標高969m)
と尾根を繋いで走ってきた達成感は格別!

自転車で遠乗りして「あの山の向こうから来たとか俺頭おかしいだろwww」と達成感に浸ることがよくありますが,
「あそこから走ってきました.足で.」
なんて言うことになる日が訪れるとは思いもしませんでしたね!
順位は上から1/3くらいでしたが,そもそもタイムを意識して走ってる人はそんなに多くはなさそう.
キツかったけど怪我もなく走り終えられたのは,トレイルがしっかり整備されてたからなんでしょうね.
運営や地元のみなさんに感謝.って既にヒルクライムでも感謝しっぱなしなんですけど.
ゴール後は成木恒例の豚汁を頂きました.暑いけど旨かった!!
公式データでは距離は25kmとのことでしたが,GPSログでは15kmくらいでした.
まぁGPSロガーは平面図上の距離しか見てくれないからだと思います.仮に真上に10m登ってもGPSデータでは1mも進まないし.
何というか,みんなの心に余裕のあるイベントなのが印象的でした.ロードもできる限りこうありたいですね.
超面白かったので,またちょくちょくトレランイベントに参加していきたいと思います!
全身筋肉痛だけどな!
ちなみに俺,ランニングはこれまでハーフを5回程度,30kmは1回しか走った事ありません.
フルマラソンに至っては一度も経験無しです.
最低でも週に1回は10km程度走ってないと,足の耐久力が維持できないと思いますけど.
(こればっかりは自転車何百km漕いでも補えないと思う)
そんな力量でも,この位の難易度ならなんとか楽しめますよ,トレイルラン!
さあみんなもやってみよう!w